設計・製造・生産技術・品証

亀屋工業所が誇る技術集団

亀屋工業所は、大きく分けて4部門で構成され、この技術集団が亀屋工業所の高水準の生産管理体制を担っています。
また、技術開発にも力を注ぎ、常に進化する製品づくりを心掛けています。

設計・製造・生産技術・品証

設計開発部門

設計開発部門では、お客さまからの製品開発要求や自社開発製品に対して、製品の性能や形状を明確にするために図面の作成や性能評価を繰り返し行い、最適な製品を提案します。お客さまがどのような製品を求められているのかをしっかりとヒアリングし、3D-CAD(SolidWorks)を用いて具体的な製品形状を設計することで、デザインレビューを効率的に行い、お客さまの要求に迅速に対応しています。長年蓄積してきた技術と情報を基幹とし、常に最適な製品を提案できる、提案型の設計開発体制を整えています。

設計開発部門

全てのお客さまに満足していただける製品を。

全ての製品はこの部門から。お客さまのご要望を忠実に再現できるかは、私たちに懸かっています。何度も試行錯誤をし、完成した製品が製造ラインに流れているのを見たときは、いつも誇らしい気持ちになります。設計は、ノウハウと経験の蓄積です。日々の経験を活かしつつ、新しい技術を取り入れながら、製品設計・開発をこれからも極めていきたいと思います。

製造部門

製造部門の製品成形は、30t~180tの射出成形機15台を備えており、多種多様な成形品が最適な条件で成形できるよう、専門知識を持った専任者によって管理されています。生産工程においては、組立・検査・梱包まで一貫して行っており、日々の生産計画に柔軟に対応しています。なかでも製品検査は、全数検査を基本とし、不良品の流出防止に努めています。お客さまに満足していただける製品を提供できるように5S(躾・整理・整頓・清掃・安全)に取り組み、高水準の生産管理体制を維持しています。

製造部門

一つとして同じ形は存在しない。毎日が勉強です。

形や材料が違えば製造方法も変わってきます。一つとして同じ製品はありません。どうすれば効率よく、製品の質を落とさずに、よりスピーディーにできるかが毎日の課題です。また、女性という立場だからこそ、作業の丁寧さと細やかなチェックは怠りません。私たちも暮らしの中で扱う製品の一部に携われていることに、喜びを感じながら業務にあたっています。

生産技術部門

生産性を高めるためにあらゆる資源を有効に活用し、生産工程をサポートしています。主に効率的な生産を行えるよう、自社設計の自動化設備導入や生産工程のレイアウトを考えています。製品開発時には、製品の組立コストを考慮した最適な製品構造を製品設計者に対して提案します。生産に必要な設備や治工具を手配し、運用・メンテナンスについても、適切に管理できる体制を整えることで製品の品質管理も行っています。ムダの排除を常に意識しながら生産工程を監視し、継続的改善に取り組んでいます。

生産技術部門

技術者とお客さまを想う気持ちを大切にしています。

生産技術部門は、言わば「何でも屋」。部門ごとの生産面での様々な問題を改善していきます。私は長年、亀屋工業所で技術者として働き、ほとんどの部門での業務を経験してきたので、技術者がやりづらいと思うポイントが手に取るように分かります。技術者を想う生産管理や検査装置をつくることで、お客さまへ最高の製品がお届けできると信じています。

品質保証部門

生産工程内で使用される部品は、全て品質保証部門で受入検査が行われ、合格品のみを工程内で使用しています。また、完成した製品は、生産工程での全数検査の他に抜取検査で検査記録を残し、お客さまに提供しています。さらに、製品性能の確認や品質を維持するために、多種多様な測定・分析機器を導入し、最新の品質保証体制を整えています。各種環境試験設備や耐久試験設備も備えられており、製品開発時には、設計開発部門と連携し、製品の信頼性試験を行います。妥協することなく、高品質にこだわることでお客さまの信頼にお応えします。

品質保証部門

最後の砦として、いつも100%の確認を目指しています。

不良品の流出を防ぐ最後の砦が品質保証部門です。製品のクオリティを高めるために、亀屋工業所の製品がお客さまのもとで活きるように、検査に全身全霊を注いでいます。この業務は、いつも100%の確認をするのが当たり前です。これからも、全ての製品において深く知識を得て、どの検査にも対応できるプロフェッショナルな部門として取り組んでいきます。